屋根の雨漏りは、住まいの老朽化を加速します。
普段あまり気にとめない屋根ですが、いちど点検してみて下さい。
- 屋外からの簡易診断基準
- 初期 : 屋根瓦がズレたり、すき間がある。割れた瓦がある。
- 中期 : 色が変色し、風化したところがある。屋根に雑草が生えている。
- 末期 : 屋根全体に凹凸がある。瓦が多数欠落した。瓦全体がズレている。
- 屋内からの簡易診断基準
- 初期 : 天井や軒天(軒先の裏側)にシミがある。
- 中期 : 壁や柱にまでシミがある。雨の落ちる音が聞こえる。
- 末期 : 雨が降ると、決まって数カ所から雨漏りする。バケツが必要。
- 屋根の簡易診断結果からの治療程度
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- 初期
- 補修程度で完治。工事期間も数日で、費用もかなり安くて済みます。
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- 中期
- 一部あるいは全面的な葺き替え工事が必要になります。
末期になり大掛かりな工事となる前に、改善をお勧めします。
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- 末期
- 屋根材だけではなく、野地板・垂木・天井板・壁等の取り替えが必要となり、大掛かりな工事となります。
よく雨漏りの原因となる箇所の写真
- 瓦本体の問題 ズレ、割れ、欠落、破損、穴、劣化など



- 屋根の構造の問題 屋根の棟や谷などの取り合い部分

- その他の問題 雨樋の破損、屋根下地の劣化

外観は異常の無い屋根でも、雨漏りが起こっている場合もあります。
「雨が降ると水の落ちる音がする」「壁や天井に雨染みがある」
という場合には天井の点検口から屋根裏を一度見てみましょう。

雨漏りは雨水の浸入した日から数ヶ月〜数年経って初めて部屋の中にまで症状が表れます。雨漏りに気づいたときには既に建物を蝕んでいるのです。
雨漏りを放って置くとカビが生えたり、屋根以外の部分にも被害が及びます。
早めに、雨漏りの対処をすれば工事のコストも被害も最小限に抑えることが出来ますので、気になる方は、一度ご自分のお家の屋根裏を点検してみてください。
そもそも、雨漏りの修理が難しいと言われるのは、原因や場所の特定が困難だからであると言われています。逆に言えば、それさえ特定できればコストも被害も修繕にかかる時間も最小限で収めることが出来るのです。
業者任せの雨漏り修理では、心無い業者により必要の無い箇所まで修理をされてしまったり、修理を行っても雨漏りが直らないという可能性があります。
これからどこかの業者に修理を依頼しようと思うのであれば、最低限の知識として、雨漏りの原因になりそうな箇所だけでも事前に確認しておくことをオススメします。
屋根の上はなかなか一般の方には見れないとは思いますが、家から少し離れた場所からなら、意外と見えるものです。また、近所に高い建物があるのならそこから見たり、お隣さんのベランダを借りるなど、いくらでも方法はあると思います。どうしても見れないという場合でも、家の屋根がどんな形をしていて、どんな瓦が乗っているのかというぐらいは確認をするようにしましょう。
雨漏りの修理は簡単そうに見えて大変難しい場合があります。
安易な考えでの補修や修理は逆効果になり雨漏りをひどくしたり、
別の個所に被害を広げるケースがあります。













